2010年6月25日金曜日

Ruby; A programming associate

 去る5月に国産プログラミング言語Rubyの認定資格を取得しました。

 学生の時にサークル活動の一環で某言語に触れた頃は、IT系の仕事で飯を食っていくのは向いてないかなと感じたものです。その思いとは裏腹にIT系の会社に就職し、ほどなく離職した時には二度と戻るまいと思ったのですが、紆余曲折の末舞い戻ってきてしまっています。

 今は色々と思うところあってプログラミングの勉強を始めたのですが、職業プログラマになるのか(というよりなれるのか)はまだまだ闇の中です。10年20年先をどうしていきたいのかモヤモヤしてばかりですが、形はどうあれ一心に続けていきたいと、今は思っていたりします。

2010年6月7日月曜日

疾る速さ; 自転車に乗って

 近頃思うところあって自転車を買った。これがまた随分楽しい。
 徒(かち)にしろ乗り物にしろ、目的や利用場面によって向き不向きは自ずからあるけど、自転車はちょっとした近所巡りから隣町までのお出かけも、10km単位での遠乗りさえ守備範囲であるから、凝りだすと際限無いんだろうなと近年の自転車ブームの一端を身をもって知った思いだ。かく言う僕も、以前どこかのWebサイトで見かけたライドマップが作れるサイクリング用GPSが無性に欲しいなどと、さんざ中てられている。

 まだ購入してから間もないため2度近場を巡ってきたくらいだけど、見知らぬ場所への好奇心がペダルを漕ぐたびに推進力に同調して湧き起こるようで、心が弾んだ。自分の身一つで得られる、安上がりだけどこの上なく貴重な感動だと思う。こういう朗らかな気持は久しく忘れていたようだ。

 自転車に跨るとただ足で地面に立っているのに比べ、頭一つ分は高くなるからなんとなく見通しが良くなった気がする。何より大した労力をかけなくとも強力な推力が得られるので、自然と気持も意識もより遠くを向くのだと思う。そのあたりにワクワクの種があるのだろう。それに小回りが利くから気儘に狭い道に入ってみたりするにも、気楽で骨が折れないのが良い。好きなところで好きに曲がり、停まり、また進む。これは車にはない利点だと思う。
 バイク(むしろスクーター)は中間的と言えなくもないけれど、最大の欠点は「音」にあると思う。自転車のいいところは駆動機関がないための静かさであり、外界に対してより近しいような気がする。

 自転車に染まりきった生活はまだまだ想像できないけど、いつかはもっと遠くの地に漕ぎだしてみたいと思う。